まちづくりカフェ№185(2024年5月8日)
・必要とする方へ 生理用品の設置・配布が始まっています
・杉並区役所・西棟の2階に乳幼児スペースが開設されました!
PDFファイルはこちら→ 野垣ニュース2024年№185
生理の貧困が社会問題となっています。
「みんなの生理」という団体が生理に関する調査や発信を行っていたり、杉並でもコロナ禍で食糧支援活動をしていた「もってけ市」という団体が、学校や区立施設への生理用品の配置を区に求めたりしてきました。
杉並区は岸本区政に変わってから、この問題で大きく前進していると感じています。小中学校のトイレへの生理用品の配置について、区は以前は「本当に必要な人に渡るのかどうか」などと話していました。しかし、経済的な理由で生理用品が準備できない場合だけでなく、突然生理になった時にすぐに生理用品を買いに行ける状況でないなどの場面は女性であれば誰もが経験したことがあるのではないでしょうか。
女性が生き生きと働いたり、活動するために最低限の整備を行政が行うことに大きなお金はかかりません。生理用品の配置は今後、杉並区役所本庁舎にも広がっていくそうです。
「みんなの生理」という団体は、生理に関する興味深い調査や署名キャンペーンなどを行っています。ぜひ以下のHPをご覧いただき、生理の問題と行政の役割を一緒に考えていきましょう。