【報告】西武新宿線 野方~井荻間立体交差事業計画を考える
開かずの踏切解消のため
2月3日(日)に、「西武新宿線・野方~井荻間立体交差事業計画を考える」を野垣あきこ事務所主催で行い、30名を超える住民の方に参加していただきました。私は司会を務めました。
(※立体交差事業計画とは、今地上を走っている線路を高架もしくは地下にして、「開かずの踏切」を極力なくし交通渋滞を解消していくという東京都の事業。西武新宿線は、優先整備路線に指定されており、既に西武新宿駅から野方駅までの事業は進められている。)
最初に、この問題に詳しい中野区選出の元都議会議員の植木こうじ氏が、この間の中野区や都議会での動きを報告。
東京都に資料請求した「調査報告書」(下写真・沿線の地図に計画が書かれたもの。西武鉄道が都に提出した)を見ながら、説明しました。
地中化を求める住民の声
そして、地元の「西武新宿線の地中化を要望する会」の方から、
「東京都に対して、地中化を要望する署名を始めます。ご協力ください」
とのうったえがありました。
また、他の参加者からは、
「西武新宿線沿線の北側の商店街が疲弊している。何か対策を。」
「去年の夏のような、想定外の豪雨や強風を考えると、地下が良いのでは?」
「杉並区議会も、地中化に超党派で取り組んで欲しい。」
などの意見が出されました。
↑こちらが高架の場合の下井草駅周辺の計画。 ↓こちらが地下の場合。みなさん、ご自宅付近の図面を写真に収めていました。
50年、100年先を見据えて
「立ち退きや北側道路の問題があるのに、なぜ住民に周知がされないのか?」
「中野区は新しい区長になって会う機会が持てたが・・・」
という参加者のみなさんからの質問に、植木氏は
「杉並区内でも様々な運動や、議会の動きを作ることが大事です。」
と答えました。
野垣あきこ事務所は、今後も住民のみなさんの要求に応え、署名の協力や杉並区や東京都に住民の声を届ける活動に継続して取り組んでいきます。
また、「西武新宿線の地中化を要望する会」の署名にご協力いただける方、ご興味のある方は日本共産党杉並地区委員会(電話03-3314-5551)にご連絡いただければと思います。